ボリシェビキ
ボリシェビキとはロシア、及び国際労働運動における革命的マルクス主義の潮流で、その思想をボリシェリズムともレーニン主義とも言います。1903年のロシア社会民主労働党第二回大会で党組織間題をめぐり、党内対立が激化しました。その際レーニン派は党を組織された部隊とし、熟練した職業的革命家の少数精鋭主義と中央集権的な党組織を主張しました。この時多数派だったことからボリシェビキ多数派と呼ばれ、これに対し広範な党員大衆を基礎とし地方分権的な党組織を主張したものはメンシェビキ少数派と呼ばれました。12年のプラハ会議においてボリシェビキはメンシェビキと組織的に絶縁しました。ポリシェビキ党は労働者と農民の同盟によってプロレタリア革命を行うことを主張し、第一次世界大戦においでプロレタリア国際主義に立ち、自国政府の敗北と戦争の革命的内乱への転化のために戦いました。ボリシェビキ党は10月革命成功後の18年、第7回党大会において、ロシア共産党という党名を採択しました。

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