コムソモール

コムソモールとは全同盟レーニン共産主義青年同盟の略称で、共産主義を学び、共産主義社会の建設を援助する目的で１９１８年１０月に創設されました。活動は共産党の指導の下に自主的に行なわれ、共産党員養成の場となっていました。対象は１５歳から２５歳の青年で、１０月のこども７歳から９歳、ピオネール１０歳から１５歳などの少年組織に継続するものでした。その加入には学業、社会労働、日常の規律性などの点で厳しい審査を受けましたが、大学生の大部分はコムソモール員と言われていました。その活動の基本は、社会的労働、共産主義の学習、科学知識の修得を統一的に実行することにありました。主な活動は、社会的労働、政府党の決定実施の援助、とくに文化、教育面、ビオネールの指導、などでした。当時約２７００万人の加盟者を持ち、コムソモリスカヤ・プラウダ、若き共産主義者などの機関紙を発行していました。前者は世論調査を行なう新間として特色があり、約８００万の発行部数を持つ全国紙でした。