共産主義新綱領
共産主義新綱領とはソ連邦共産党が1961年の22回党大会で新たに採択した党史上三番目の綱領ーでした。新綱領はソ連邦が社会主義建設完成期から共産主義の全面的建設期にはいったとし、将来20年間に共産主義社会を基本的に建設することを目指し、そのための経済建設の計画を提示するとともに国家組織の面でも、プロレタリア独裁から全人民の国家への移行を説き、全人民的、社会主義的民主主義の発展線上に共産主義への道を求めました。また、対外政策の面では、20回党大会の原則を確認しました。
革命50周年テーゼとはソ連共産党中央委員会総会が1967年6月の会議で提出したテーゼで、革命後50周年のソ連の社会主義の発展を理論的にまとめ、同時にブレジネフ政権の内外政策の基本的立場を声明したものでした。2万5千語に及ぶ長文で、その要旨は、民族および階級の解放のための人民の闘いを支援する社会主義勢力と民族解放運動の同盟は帝国主義との戦いの勝利の条件である。毛沢東グループは、プチブル的冒険主義と左翼的な言葉で装った大国主義を結びつけた政策をとり、世界共産主義運動を分裂させている。アメリカ帝国主義は最大の敵である。社会主義生産は、共産主義の物質的技術的基盤を建設する課題を成功させうる段階に高まっている。ベトナム、アラプの反帝闘事を支持する。などでした。

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